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帰り道


満員電車に乗り込んで 

知らない人と肩をぶつけ合いながら
今日も仕事をこなしてさ

生きてく為には仕方ないんだ
働くのは当たり前で 誰も誉めちゃくれないけど
疲れ果てて帰る頃には 町は真っ暗 眠っている

星は見えないけど 都会の空は
君は君だと教えるように あの頃と変わらず
僕を見守っている あの月は 形を変えて 

さみしさも感じないほど

忙しくてどこか痛んでも

我慢しながら生きているんだろ?君も僕も同じさ

ベッドに飛び込んだ時には0時を回って
片付かない部屋の中で 明日の為に眠る
そうやって毎日を繰り返して

年を重ねていくのさ 君もそう 僕もそう


1億2千7百万人と僕

全てはこれから始まっていくのだ
似たような日々を消化して

また明日がやってくる
明日は待ってる

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